2016年12月、株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、株式会社ソシエ・ワールドの親会社であるSWPホールディングスの全株式の取得を発表しました。
株式会社ソシエ・ワールドは、「エステティックサロンソシエ」を全国に54店舗展開するほか、「ビューティアベニュー ソシエ」「ルグラン ソシエ」「ネクスト ソシエ」「ソシ エ245」「タルゴ」のエステサロン事業、また美容室事業では「ヘアーサロン ソシエ」「ジャック・モアザン」など合計52店舗を展開する、トータル・ビューティの事業会社です。
平成19年に、日興プリンシパル・インベストメンツから100億円の増資を受け、創業者の高橋氏が会長に退き、須藤政子専務が代表取締役社長が就任。その後、ポラリス・キャピタル・グループを経て、今回三越伊勢丹ホールディングスに経営権が移行した。
SWPホールディングスの売上高は、2016年3月期で185億1300億円。今回のディールは、企業価値で50億円と推定されます。
中国人観光客の爆買いが急速に落ち込み、軒並み業績を落としているデパート業界。そんな中、三越伊勢丹HDは、今回のブランド力のあるエステ事業を取得することで、新事業による収益構造の改善を目指し模様。
リリース:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120161208454241.pdf